スタートアップや社内創業を通した新事業創出が注目を集めている中、消費者やステークホルダーの行動を分析し、持続的な事業を可能とする理論構築の重要性が認識されている。本シンポジウムでは、人間や組織における意思決定におけるヒューリスティックス、理論的基盤を活用した組織及び社会最適化、およびイベントビジネスなどにおける消費者のパーセプション分析などを題材として、3名の招待講演者による講演を実施し、また、オープンに討論する時間を提供します。
2012-2013年学術振興会特別研究員(DC2).2013年筑波大学大学院システム情報学 研究科博士後期課程終了,博士(工学).同年より電気通信大学助教.2019年より 現職.数理最適化,ゲーム理論,オペレーションズ・リサーチの研究に従事. SNPD2013, 2014, ACIT 2014, CSI 2014, 2015 Program Chair.招待公演10件以上.
2011年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了、博士(学術)。2012年、学校法人城西大学国際学術文化振興センター研究員を経て、2014年から現職。専門はMICE。 2015年に国際観光学会(ポルトガル)にて論文賞を受賞。2016年より浜松・浜名湖ツーリズム・ビューロー地域キーパーソンに就任。国際会議「ビジネスと技術経営に関する国際会議」運営委員長(2018年)、以降同国際会議運営委員。
2019年から東京都立産業技術大学院大学の教員として従事。2017年早稲田大学大学院社会科学研究科にて博士号取得。2015年東京都立産業技術大学院大学情報アーキテクチャ専攻修了。
実社会の問題解決として数理最適化技術が数多く利用されています.個々の問題 に対して非常に有効な数理最適化ですが,現実はそれぞれの問題が独立ではなく複 雑に関係し完全な問題解決とならない場合があります.社会最適化の理想と現実に ついて私が携わった中から事例を紹介を紹介したいと思います.
意思決定は我々の日常の当たり前の行為である一方、よい意思決定をすることは難しいものでもあります。このような意思決定について、多くの研究者が学際的な研究を行い、様々なことを明らかにしていますが、まだまだ未解明なことが多いのが実情です。これまでの意思決定研究の内容を踏まえて講演者の研究内容を紹介します。
コンベンション研究において、周辺地域の観光資源が参加者の満足度を高める上で重要となっています。観光資源の充実が開催地への長期滞在へと誘発する要因となっています。そのため、期待される観光資源の先行研究は紹介されていますが、観光施設としてのコンベンション施設に関する先行研究は少ないのが現状です。そこで、コンベンション施設におけるサービスの現状とその課題について、事例を通じて紹介します。